内窓を作るメリット
- 見た目の良さ
- カーテンがいらない
- 冷暖房効率がUPする
それでも自分で作ってみたいという人だけ特別に作り方を教えます。
Contents
予算5000円で作れる
ホームセンターのSPF材や松の木(パイン)を使うと割安で作れます。
約5000円で作れます。

●普通の内窓ではものたりない
●店舗で使いたい
●アンティーク感を出したい
そんなことを考えている人にぜひおすすめです。
といった理由でDIYを楽しんで苦にならない人が前提です。
ぐいーんと下から上にワンタッチで開きます。

材料紹介 今回使用したもの
- ガスダンパー2本 980円
- スライド丁番4点 338円×4点
- モール3000mm 398円×2本と短いもの
- SPF材6尺1820mm 250円×6本
補足
SPF材のメリットは極細のビスが下穴を開けなくても通ることです。かつ木材の種類では最安値になります。木材選びのポイントは体重のかかる個所には
コストをそこまで抑えなくてももっとしっかりとしたものを作りたい人向けは、パイン材→杉→ヒノキになります
ただホームセンターではヒノキまでしか扱っていないのでニレやチーク・ビーチ・オーク・チェリー・アカシア・ウォールナットと数えると限りない木材の商流を一般家庭で入手することはほぼ皆無になります。
①まずはガスダンパー

負荷が垂直にかかるとガス圧で縮むタイプのシリンダーです。通称 ステイやダンパーと呼ばれるものです。まあ呼び方は自由です

どちら側につけるかはお好みです。いろいろ試してちょうどいいところがあるはず。取り付け位置に苦戦しましたが、縦にしたり斜めにしたりいろいろ試してみてください。
②スライド丁番・網(ネット)

ガラスの代わりに防虫ネットを使います。
防虫ネットは、余っていたものを使います。
●虫が通らないような細かい目のネットを使いましたが、素材は塩化ビニールになります。
道具紹介

①729mm6本 ②774mm2本 ③854mm4本 を用意します。窓枠2つ分の材料になります
木材をカットするときの注意点
上下余裕を持ってカットします
1ミリずつ開けたら窓枠の巾木に当たらないのですこし開けるように設定しましょう。

SPF材は40mm×30mmの角材です。
▽写真のようなカットする電動工具があれなスムーズにカットできます。
・電動ノコギリ
・丸ノコ
・ジグソー
・テーブルソー

切り欠き部分をサンダーで削る。
切り欠き とは、切った部分のバリになります。
サンダーでスベスベに磨きます。

次に窓枠の組み立てに移ります。
窓枠の組み立てポイント
表面が40mmを手前にして組み立てます。
どういうことかというと角材が40mm×30mmなので40mmの方を表し(あらわし)にします。

なのでビスは長ければ長いほうがいいですね。
そしてわたしの持っているビスが42mmで届かないので10mmの下穴を開けてしまいましょう
※ただ 極細ビスとSPF材の相性はいいのでとくに下穴開けなくても貫通するくらいのレベルでした。
わたしも知りませんでした。ここ最近作業中に知りました。


格子の部分に溝35mmを掘ります。

こんな感じ

多少格子の部分が反ってしまってますが、治らないので気にせず進めていきます。
手軽に、早く作れるをモットーにしていますので、反りが気になるようなら買い直したほうが早いことに気付きました

ワックスやオイル塗装を終えたら幅と高さを図ります。
数ミリずつ擦れている可能性があるため

両方854mmで一切ズレていませんでした。
丁番を取りつける
丁番を取りつける工程は重要度高く難易度も高いです。
①端から何ミリか図る
②しっかりと図り下穴を開ける
③ビスで固定する
④丁番の傾きレベル調整する

端っこから52mmに取り付けました。

モールは今回タテ方向だけに取り付けました。
なぜかというとモールは材料費の割合でいうと大半を占めてしまいます。
もともと加工しているものですから価格はけっこうしますね。

縦方向だけでも十分アンティーク感出ます。
完成した窓です。

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