在庫回転率計算式
✅在庫回転率、売上原価÷平均在庫金額
平均在庫金額=(期末棚卸在庫金額+期首棚卸在庫金額)÷ 2
※先月末の棚卸資産金額+当月末の棚卸資産金額
※月末の在庫高+月初の在庫高
✅売上原価= 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高
または、売上原価=仕入原価
それではA店の売上原価、当月の在庫金額より実際計算していきましょう。

↑↑ 11月度を見てください。
在庫回転率を求める式は
売上原価15万 ÷ {(8+6.5万)÷2} = 2.06 ☜繰り上げ
A、2回転
月に2回72500円分ずつ発注すれば15万はクリアできるといった単純計算です。
12月度はどうですか?
・・・
A, 3.7回転
え’’ わからないという方のために ※注釈しますね。
✅在庫回転率=売上原価÷平均在庫金額
11月度の売上原価はなんぼですか? A.15万です。これはわかりますよね。
次 平均在庫金額を求めてください。 8+6.5して÷2ですね
2つ出た数字を割って下さい。 A. 2回転 です。12月の在庫回転率のほうが
高いことになります。在庫回転率が低いことは百害あって一利なしです。
在庫は負債 ⇔ 欠品は悪
二律背反ですが、損益管理月報で示すPL表にて50%は仕入高で圧迫してしまいます。
年末年始、ぼくの実体験では、12月の客数が一気に上昇する時期は仕入高が46%まで落ちましたが2.8.9月など売れない時期は52%〜54%まで上がりました。
ロット単位の発注や下代縛りがある際は🅰️ランクしか要らない為、売場の賑やかしで、ただひたすら発注を行っていたら一向に在庫回転率が上がらず、流動資産が上がり、仕入高が圧迫された状態に陥ります。
オンラインショップでもオフラインショップでも同じことが言えます。
うまくオンラインで在庫の消化ができればいいですが、輸送費もかかるためピーク時を超えての過度な発注は控えることです。
↓↓在庫回転率自動計算
もっと追求していきたいですが。交差比率の話です。
✅交差比率
=在庫回転率×粗利
=売上高/在庫高×売上高/粗利高
●1つのアイテムを仕入れてから効率よく利益を生み出しているか。
荒利40% 在庫回転率が4回点だと160%の利益ということになります。
ストアの業態で数値は変わりますが、各店のAランク~Cランクまでの
商品を分析する際に詳しく見れます。
✅ 詳しくは次ページで ☟