ぼくの会社ではKPGとKPIを使用し、四半期に1度コミットメントがなされていました。とても結果にコミットできるツールとして非常に役に立つので是非使い方を覚えてみましょう。
KGIとは、(Key Goal Indicator) キー ゴール インジケーター 「経営目標達成指標」- 過程をみる指標
KPIとは、(Key Performance Indicator)キーパフォーマンスインジケーター「重要業績評価」- 結果をみる指標
KPIの特徴
複数階層のツリー構造でできています。
カンタンにいうと、
「1つずつKPIを全てクリアしていけば、ゴールとするKGIを達成できます。」
KGIとKPIに因果関係をもたらせ、ゴールイメージを定量的に評価できる指標です。
KGIは、マーケティング用語で、何をもって成果(ゴール)とみなすのかとする指標のこと。
成果の指標を定量的に定めたものであるため、売上高や、利益率、成約件数などで評価されます。
KGIとKPIにはどんな違いは
※図1

KPIを設定するときの最大注意点は何
✅第三者目線で「明確にする」
✅「結果的に正しい」
客観的にだれが見ても結果にコミットされている点です。
この客観的にというのが大事なところで、評価されるには第三者から見て明確でないとなりません。
わかりづらく説明されてもちんぷんかんぷん、、、数値結果を見て、結果が出たのかどうかで判断してください。
よく数値を集計するだけで何時間もかかり作業している人がいます。ぼくもそうでした。
1⃣アクセス解析ツールなどによってほぼ自動的に計測できることが理想
2⃣達成することより、達成しないことのほうが大事

そうならないよう対策してすること、
1⃣ですが、Webマーケティングにおいて多くの失敗事例に共通しているのが、指標の取得が容易ではなかったという点です。KPIの取得のために多くの労力がかかって疲弊しては、元も子もありません
2⃣よく見る落とし穴、 「よっし、結果 目標値に達成したー」と喜んでいると落っこちてたなんて あるある。
なぜ達成したか? よく考えてみて下さい。
もしかするともともと実施していなかっただけ??
実施するだけで元々の数値が見える化しただけ。ということも考えられます。
●KPIの設定でほとんど結果が決まります。非常に重要度高 です。
製造部署の管理部門などで、もちろん1つの達成感は生まれます。
- 低い目標では、次回のKGI設定も繋がらない。
- 努力もしないで数値が達成してしまう。
- 目標にギリギリ到達しない方が成長や進化に繋がったりもする。
- 管理部門全体での目標のすり合わせは大切。個人と全体を見る。
KPIの細分化 リスティング広告からの流入数アップ

図1の例で「リスティング広告からの流入数500アップ」のKPIの
「インプレッション数10,000アップ」というKPIを設定したらどうなりますか?
クリック率は現状、約1%と仮定し、流入数100件アップは達成できます。
そこで、新たな検索キーワードを対象に広告を出稿し「インプレッション数10,000アップ」を達成しました。
でも流入数は100件しか増えませんでした。
新たに広告出稿したキーワードでは、他のキーワードに比べてクリック率が低かったわけです。
このように、因果関係は明確ではあるけれど結果的に正しくはなかった。
「インプレッション数20,000件アップ」にKPIを設定し直すことが必要ですね。

上記の例では、「インプレッション数10,000件アップ」というKPIが「リスティング広告からの流入数200件アップ」というKPIの先行指標となっています。
また、仮にインプレッション数が5,000しかアップせず、流入数増が100件にとどまっているような場合には、インプレッション数をもう5,000アップさせるための対策を打つことになります。
OKRとは
Objective and Key Result。
「目標」と「成果指標」
成果指標
「具体的な数値目標」「明確な期限」
数値として測定可能であり、納期が明確な仕事を成果指標として設定すること。
言い換えれば、OKRは評価のための目標ではなく、社員の能力を向上させる、組織のパフォーマンス全体を高めるような目標設定が必要になります。
まとめ

KGI KPI OKR の関係性と目的 ご理解いただけたでしょうか。是非次回のコミットから運用してみて下さい。最初は慣れませんが、PDCAサイクルを回すことでKPIの細分化も図れるでしょう。
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