低反発のマットレスは、よく沈み込み体を支えてくれているイメージがあります。
ところで皆さん「低反発マットレス」のイメージはいかがですか?
「体にフィットして気持ちいい!!」が多くの声ですかね?
ただ、正直な感想をいうと、おすすめできません。
え?

どうして?
Contents
プロが言う低反発マットをおススメできない理由
✅腰、頭が極端に沈み込む
✅湿気を溜め込みやすい
✅型崩れしやすい・復元が難しい
✅匂いなどが移りやすい
それでは1つずつ見ていきましょう
腰、頭が極端に沈み込む
さて腰痛の方にはおススメできません。
腰の重さは体全体の40%です。毎日同じところに横になるので同じ箇所が沈み込みます。
体が弓なりに曲がった状態で長時間は心配です。
夏の湿度には不適切・湿気問題

夏は柔らかくなりますが、室内の湿度が高ければ汗ジミがそのままジワーとしみ込んでしまう。
汗がしみ込んだマットレスはもう最悪
メンテナンス方法は
✅天日干し ✅カバーを洗う
くらいしかできないのです。
冬場は、寒い地方だと、マットとベッドフレームの床板の間に結露が出てしまうことも。人の体温がほとんど直接伝わり結露に代わります。
【防カビ対策】
ちなみに湿度80%の状態を保つとカビの原因になります。カビは後発的になる為最初からカビが付着していたのでは?といった知識は間違いです。
匂いなどが移りやすい
通気性がよくありません。スプリングマットレス本体の中で「マットが呼吸をしている状態」ですが、低反発は密度が高いため水分は吸収しなかなか発散する機能はありません。
「脱臭方法はシュッとと消臭スプレーをかける」くらいになります。
そもそも低反発って何ですか?
低反発マットレスとは、ウレタンの種類のことを差します。
発泡ウレタンフォームです。
こいつが人がとっても気持ちよくなるポイントをわかってる憎いやつですね。
こちらが発砲ウレタンフォームです>>>
表面はきれいに整ってますが、実は、よくみると空気の穴がボコボコ空いております。
型にはめこんで発砲させて形成するので空気穴は自然と空くのです。



柔らかいので体の重いところ順に沈み込む感じです。”消耗”は必ずしますので定期的に上下入れ替えて使いましょう。
まとめ <以上をふまえて低反発を使っていく為には>
ことごとくデメリットを伝えました。滅多打ちです。
ただそれでも低反発マットレスの寝心地は非常にいいです。
じゃあ、どうすればいいのか?ということですが、
低反発マットレス愛好家の皆さんへ朗報です。
シーツ+敷きパッドやベッドパッドを1枚敷くことで
嫌な湿気からマットレスの状態を維持できます。
敷きパッド
防ダニ効果が必要です。
ダニピタぽいなどを入れて清潔に保ってください。
【ポイント】としては22㎝以上の厚手のマットレスでもいいです。
がしかし、消耗が早い場合高額でなかなか買い替えることができません。まずは10センチ以下のタイプでお試し頂いてオールシーズン使ってみて下さい。
上述の注意点を守って頂ければ長持ちします。
いつまでもきれいに衛生さを保ってるようAmazonにて紹介アイテムを掲載します。メーカーが多々あり、選ぶのが正直わかりませんよね。
2点、案内しますのでどちらか好きな方をお選びください。
アイリスオーヤマ マットレス 低反発 厚み4cm シングル 圧縮タイプ ネイビー MAT4-S
GOKUMIN 【抗菌・防臭効果付き】匠 マットレス 高反発/低反発 2層 高級エア素材 【革新的AIRBRIDⓇマットレス】 (シングル(97cm×195cm×7cm))
GOKUMINの2層マットレスは、柔らかすぎずにリバーシブル対応
三つ折りなので天日干しもしやすいメリットがあります。寝心地は私が感じた中ではよかったブランドです。
睡眠の質を上げる点でも、ある程度快適スリーピングの追及は必要になってきますね。
サータ、シーリー、フランスベッドなどのブランドでは薄手のタイプは製造しておらず国産メーカーもとくちょく参入しており、安心してお使いできるのが特徴です。