どうもこんにちは、今回ぼくが丸10年勤めた会社のあの件を話したいと思います
島忠ホームズTOB(株式公開買い付け)
三社の2019年度売上が以下
2019年決算2月 ニトリ6422億 DCM4373億 島忠1535億

島忠は現在60店舗。対するニトリは全国に600店舗を展開。都心部の駅構内にホームファにシング専門店デコホームの集客も堅調。
ニトリHDの利益率は16.7%ほど、在庫を抱える国内の企業はそうそうありません。これはもちろんすべての経費コストを抜いてのこの数値です。
TOB 株式公開買い付けとは??
TOBてなーに❓
後出しジャンケンで、ニトリに軍配という話題が上がってますね。用語の解説を見ていきましょう。
公開買付けとは、経営権の掌握等を目的にその会社の株券や資本性証券を市場外で一定期間のうちに一定価格で買い取ること。第三者が、企業買収や子会社化など、対象企業の経営権の取得を目的に実施することが多い。株式公開買付制度は投資家の保護と証券取引の秩序維持のために設けられている。株式公開買付制度を導入している国には、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本などがあるがその内容は異なる。公開買付けの買付け量によっては、対象となった企業が上場廃止になる場合がある。例えば東京証券取引所の場合、少数特定株主持ち分比率が90%を超えないことが、上場基準のため、この基準を抵触する量を買付けすると、対象企業は上場廃止となる。 出典 ウィキペディアより
難しそうですが、ニトリが島忠を買収し経営統合するということですね。
DCMホールディングスは、10月2日 1株4200円でTOB発表。
先に島忠ホームズを買収しようとしてたけれど、10月29日、ニトリホールディングスが5500円で島忠をTOBすると公表。
この差は歴然!島忠としては思いがけない産物といっていいのか。価格差は1300円。
M&Aという言葉。 旧村上ファンド系が仕掛けた友好的TOBへの対抗的TOBが記憶に新しいが、それも1985年以来は発生していない。かつ不成立になった事例しかない。
11月13日、岡野社長は笑顔で似鳥会長(前社長)と握手を交わしている!完全子会社にしても島忠ブランドは維持する見通しでいる。
昨年には伊藤忠商事がデサントに、今年は外食大手コロワイドが大戸屋ホールディングスにそれぞれTOBを仕掛け、成功した。
昨今敵対的TOBの世間のイメージが改善し株主利益を重視する経営が強く求められている。
日本企業の安定株主の比率が「持ち合い解消で低下」していることも影響していると見る。
島忠の株価が資産に比べて割安とみなされてる。もちろんDCM、ニトリのみならず複数の投資ファンドが名を連ねていた。
ニトリホールディングスのTOB後の動きとしてはどうなるか。
そもそもニトリは、ファニチャーとホームファニシングを扱っており、ホームセンターの要素が低い。島忠に寄ってホームセンター要素を取り入れることでメリットが生まれる。
とはいえ、ホームセンター要素とホームファニシングで似て非なるものがある。細かな業態がちがう。
島中の取り扱いブランドは、カリモク・シモンズ・フランスベッド・パモウナ。マットレスの大手メーカーが売場に並んでいる点、ニトリは自社製品がほとんどベッドメーカーは現在シーリー(スリープセレクト)のみ扱っている。フランスベッドは売場から撤退した経緯がある。
社員たちには、従来通りの雇用と陳述している。そして、一度撤退した家具ブラドどういう化学変化が起こるのか。
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